みやざきの”ひなた”が詰まった商品をみなさまへ紹介致します!

ウッドピア諸塚
ウッドピア諸塚

(財)ウッドピア諸塚は、林業を中心とした村の産業全般に関わり、村民の目標である全村森林公園の村づくりを目指す目的で平成7年に設立された財団法人です。

ウッドピア諸塚

森の百花蜜

ホンミツバチの自然養蜂は諸塚の住民にとって心得ておくべきことの一つ。尾根沿いの大木の下や切り立った崖など、日当たりが良くてミツバチたちが見つけやすい場所を選び、巣箱を作る。営巣を始めると、ミツバチたちは周囲の蜜源から花粉や樹液を運んでくる。

蜜源としてレンゲが有名であるが、山にはレンゲ畑が少なく、ハチは色々な草木から蜜を集めてくる。天敵も多い山の中での蜜集めは本当に困難なものである。そこで、諸塚の男衆は巣箱の出入り口に網を張り、スズメバチの侵入を防ぐ手伝いをする。

まさに、自然と人との共存である。採蜜は秋に行う。巣箱を煙で燻したり、叩いたりしてハチを巣箱から離し、何層もある巣を一枚一枚取り出す。しかし、全部は捕らないのも諸塚男衆の活き。次世代のミツバチと、その越冬に必要な蜜を残すためである。

自然に感謝し、共存する姿は、今も伝承される“森林文化”の象徴であり、そこから生まれる蜂蜜は、貴重な本物である。

「森の百花蜜」は、森に生きるミツバチと諸塚男衆の物語が詰まったプライスレスな蜂蜜である。

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